2013年05月05日

ナガミヒナゲシ

 ここ数日 長野市内の国道脇で朱色の花が目立つようになりました!

ナガミヒナゲシ
 その正体はヨーロッパ原産の外来植物 ナガミヒナゲシです。。
 1961年に世田谷区で発見され近年道路沿いに急速に広がっています。
ナガミヒナゲシ
 現在法的規制がかかる特定外来生物には指定されていませんが
 一つの実に1500粒以上もの種子が入っているうえ
 未熟な種にも発芽力があるので その繁殖力は非常に強力!
ナガミヒナゲシ
 花びらを落としたばかりの未熟な実

ナガミヒナゲシ
 さらに根や葉から他の植物の成長を阻害する物質を出すのですから
 在来植物にとって大きな脅威になんですっっ

 駆除するには花芽がつく前に抜き取る必要があります。。
ナガミヒナゲシ
 

ナガミヒナゲシ
 未だ この厄介物の認知度は低く鑑賞用に移植する人も多いため
 現在は東北以南のほぼ日本全土に拡大し雑草化しつつあります。。

 日本固有の生き物たちを守るには多くの人達の理解と協力が不可欠なんです!

 
 




Posted by ビーグル at 00:44│Comments(2)
この記事へのコメント
はじめまして

ナガミヒナゲシは親の仇のように
抜いていますが、いかんせん
人様のお庭まではどうしようもありません
もっとマスコミで取り上げてくれたらと
思います

花が咲いている
今でしょう!!
Posted by 猫師匠 at 2013年05月05日 09:12
猫師匠さん はじめまして☆

特定外来生物の「オオキンケイギク」なんかもそうですが
綺麗な花だと知らずに自宅の庭などに移植しちゃうんですよね
脅威ある外来種の駆除は地域あげての取り組みが不可欠
市報や地区回覧板で積極的に啓発してもらい
町内一斉清掃のように町内一斉駆除が必要だと思います。。
Posted by ビーグルビーグル at 2013年05月05日 23:16
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。