2013年09月01日

奥裾花自然園

 今日は長野県自然保護レンジャーの研修を兼ねた合同巡回で
 鬼無里の奥裾花自然園

奥裾花自然園
 幸運にも朝方の雨も上がったので予定どおり巡回に出発! 
奥裾花自然園
 水芭蕉の開花時期は大変賑わう自然園ですが
 今日は週末だというのに入園者は我々を含めて2組のみ

奥裾花自然園
 地元 鬼無里のレンジャーから説明を聞きながら今池周辺を観察
奥裾花自然園
 葦原と化した水芭蕉の大群生地「今池湿原

奥裾花自然園
 ブナの樹幹流
 ブナの木に降り注いだ雨は葉-柄-小枝-枝-幹と伝わり根元へと注がれます。。
 そして根元にミルフィーユ状に積もったブナの葉の隙間に沢山の水分が蓄えます。
 その後 少しづつ地中に流れ出ていくのでブナは緑のダムなんて云われたりしますっ
 幹の直径が60cmクラスのブナなら2トン位の保水力があるなんて報告も
 その昔 木材としては役立たずの木と不名誉なレッテルを張られた橅(ブナ)ですが
 近年 洪水や渇水から下流を守る有用な樹木として見直され保護活動も盛んになりましたっ

奥裾花自然園
 11本の寄せ植えブナ
 それぞれ独立した1本のブナが密生した大変珍しいブナです!
 嘗て窪地に溜った種から育ったとか 獣が実を集めて埋めたとか諸説あるようです。。。

奥裾花自然園
 カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌により 枯死したミズナラ

奥裾花自然園
 帰り際 ようやく高妻山が姿を見せてくれました☆




Posted by ビーグル at 19:29│Comments(0)
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