2008年09月10日
渓流に遊ぶ
盆明け以降なかなか安定した天気の日がなく先送りしていた
「森と水に戯れる」夏企画をようやく実施することができました
目的地は幾たびか訪れたことのある渓流で
以前源頭からザイル確保で下降したこともありますが
分厚い海底堆積物地層を気の遠くなる年月をかけ
川が浸食した渓谷は川幅が狭いうえに両岸は砂岩質の絶壁で
ゲリラ豪雨でも来ようものなら一機に増水し鉄砲水のごとく流れ下り
逃げ場もなく人間なぞはひとたまりもありません
低水位と天気の安定が遡行実施の絶対条件なんです
毎年渓相が少しずつ変わるので何回訪れても飽きません
入渓して間もなく現れる大岩窟 間口60m 奥行き20mほどあります
始めは穏やかな渓相の広い川原歩き
ヤハズハンノキやサワグルミの緑が両岸から覆い被さります
川原にはノコンギクやミゾソバの花が
林縁にはオオシラヒゲソウが群生していました
やがて両岸の岩壁は高さを増し川原も空も狭くなって
自然の猛威を感じさせる風景が現れてきて
倒流木とつり橋の残骸
ついに川原が消え
源流域に入りました 土も無くなり岩の世界です
竿をだし岩魚のアタリを探ってみました
26センチがあがりました 尺イワナには一寸足らず
谷はさらに狭まっていきます
岩壁に張り付くように咲くオオイワヒゲとダイモンジソウ
薄暗い無機質な世界で見る花はいとおしくすら感じます
谷はV字にますます狭まり
「のど」と呼ばれるゴルジュ帯が現れる
天然の15m流水プール もちろん通過は泳ぎです
シャックリも止まる程の水温ですぅ
ゲットしたイワナは まず頭を岩に打ちつけ〆ます
鮮度を保つため腹を割き
ハラワタ・血合いを取り除き流水でよく洗って持ち帰ります
帰り道 カモシカが岩場に出てきて見送ってくれました
おまけ
かつて海底であった証し
「森と水に戯れる」夏企画をようやく実施することができました
目的地は幾たびか訪れたことのある渓流で
以前源頭からザイル確保で下降したこともありますが
分厚い海底堆積物地層を気の遠くなる年月をかけ
川が浸食した渓谷は川幅が狭いうえに両岸は砂岩質の絶壁で
ゲリラ豪雨でも来ようものなら一機に増水し鉄砲水のごとく流れ下り
逃げ場もなく人間なぞはひとたまりもありません
低水位と天気の安定が遡行実施の絶対条件なんです
毎年渓相が少しずつ変わるので何回訪れても飽きません
入渓して間もなく現れる大岩窟 間口60m 奥行き20mほどあります
始めは穏やかな渓相の広い川原歩き
ヤハズハンノキやサワグルミの緑が両岸から覆い被さります
川原にはノコンギクやミゾソバの花が
林縁にはオオシラヒゲソウが群生していました
やがて両岸の岩壁は高さを増し川原も空も狭くなって
自然の猛威を感じさせる風景が現れてきて
倒流木とつり橋の残骸
ついに川原が消え
源流域に入りました 土も無くなり岩の世界です
竿をだし岩魚のアタリを探ってみました
26センチがあがりました 尺イワナには一寸足らず
谷はさらに狭まっていきます
岩壁に張り付くように咲くオオイワヒゲとダイモンジソウ
薄暗い無機質な世界で見る花はいとおしくすら感じます
谷はV字にますます狭まり
「のど」と呼ばれるゴルジュ帯が現れる
天然の15m流水プール もちろん通過は泳ぎです
シャックリも止まる程の水温ですぅ
ゲットしたイワナは まず頭を岩に打ちつけ〆ます
鮮度を保つため腹を割き
ハラワタ・血合いを取り除き流水でよく洗って持ち帰ります
帰り道 カモシカが岩場に出てきて見送ってくれました
おまけ
かつて海底であった証し
不思議な水成岩と二枚貝の化石を含んだ岩塊
Posted by ビーグル at 16:17│Comments(0)