2010年01月20日

地球温暖化

 長野地方事務所での長野県自然保護レンジャー
 長野県自然観察インストラクター合同研修会に参加。
 
 普段は単独行動が主体なので久しぶりに仲間に会えて会話も弾みまシタ。。

 講師は長野県環境保全研究所研究員「浜田 祟」先生
 講演テーマは「長野県における地球温暖化の現状及び影響について」
地球温暖化

 ふだん新聞・テレビの記事や報道で聞きかじっている知識が
 いかにいい加減であったかを思い知る興味深い講演でシタ。。

 まずは・・
地球温暖化
 温暖化は地球規模で進んでいるのに現れ方が地域均等でないこと
 これが対策を遅らせ効果が上がらない要因の一つであること。
 これに国の利益エゴが絡み国家間の政治的駆け引きの対象に
 なってしまうから尚たちが悪い。。

地球温暖化
 世界の平均気温が100年で0.74度上昇という表現が認識や対策を遅らせる。。
 地域によっては変わらないところもあれば北極のように5度以上
 上昇する地域もある。。

地球温暖化
 最低気温・最高気温両方が平均して上昇しているのではなく
 最低気温が大幅に上昇しているという事実。。

地球温暖化
 気温が上がると北極や大陸の氷が融けて海水面が上昇する。。
 このことだけが取り上げられるが実は地球温暖化による海水面の
 上昇の一番の原因は海水の熱膨張による体積の増加であること

地球温暖化
 日本では最低気温の上昇により雪が雨になるので
 積雪量が減り降雨量が増える。。
 つまり積雪として水が陸地に蓄えられないため
 年間降雨量が同じでも渇水洪水の頻度が高まる
 自然災害が起き易くなり農作物が作り辛くなるということ。。

 講演内容のすべてはご紹介できませんが県内でもここ十数年で
 さまざまな変化が現れてきました。感覚的な捉え方ではなく
 数値化して県民に自覚と行動を求めていく段階だと思います。。

 地球温暖化による被害は人災であるからして
 人間の手でくい止めなければならない災害なんデスっ。
 


タグ :地球温暖化


Posted by ビーグル at 01:01│Comments(0)
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