2010年02月13日

枯葉も林の賑わい?

 冬の雑木林は木々が葉を落とし見通しが利きくようになりマス。。
 
 そんな雑木林で芽吹きの時期まで枯葉を落とさず
 存在をアピールしている木があるんデスっっ

 それは・・・
枯葉も林の賑わい?
 クスノキ科クロモジ属の ヤマコウバシ(山香し)
 樹高3~7mの落葉小高木なので
 林床の落葉が雪で覆われると余計目立つようになりマス。。

 林が緑一色となる夏場はその存在すら気づきませんが
 紅葉の頃から自己主張が始まりマス。。
枯葉も林の賑わい?
 秋、周囲のコナラやクヌギの葉がまだ青々している時期に
 一足早く黄色に染まり
 黄葉が終わり枯れてからも葉の裏が灰白色になるので
 周囲の広葉落葉樹の枯葉と同化せず異質さを際立たせてマス。。

 それに雌雄異株で日本では雌花しか確認されていないのに
 黒熟する径7mm程度の球形の果実を実らせる
 何とも不思議な樹木デス☆

 長野市街地から飯綱高原に向かう通称「七曲がり」
 スノーシェード入り口手前の右斜面にたくさん生えており
 走行中の車窓からも容易に確認できるので
 この時期 飯綱・戸隠高原に行かれる際は是非ご覧ください。。
 




Posted by ビーグル at 01:01│Comments(0)
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