2008年08月31日
家の庭の外来種
盆明け以来久しぶりに青空が広がりました
そこで たまには登山靴のメンテナンスでもと思い
自宅の庭に出ると流し台の周りには
植えた記憶も無い山野草が生えているではないですか!

サワギキョウ
考えてみると 思い当たるふしが
山帰りには 毎回ここで靴底に付いた泥を洗います
おそらく土と一緒に種子が運ばれてきたのでしょう

スミレの種

ナルコユリとミズヒキ
ものの本では靴底に付いた泥とともに植物の種子が運ばれ
植生が変化し生態系に影響を及ぼすと書かれていますし
実際に尾瀬では下界の植物が運び込まれないよう入山口にマットが敷かれています
我が家の庭でその逆が起こっていたのです
山の生態系に影響を与えないために
登山靴は山行ごとにソールを洗い 登山靴は登山口で履く
このことの重要性を身をもって感じた今日でした
おまけ

我が家の庭に飛んできた ツマグロヒョウモンのメス
そこで たまには登山靴のメンテナンスでもと思い
自宅の庭に出ると流し台の周りには
植えた記憶も無い山野草が生えているではないですか!
サワギキョウ
考えてみると 思い当たるふしが
山帰りには 毎回ここで靴底に付いた泥を洗います
おそらく土と一緒に種子が運ばれてきたのでしょう
スミレの種
ナルコユリとミズヒキ
ものの本では靴底に付いた泥とともに植物の種子が運ばれ
植生が変化し生態系に影響を及ぼすと書かれていますし
実際に尾瀬では下界の植物が運び込まれないよう入山口にマットが敷かれています
我が家の庭でその逆が起こっていたのです
山の生態系に影響を与えないために
登山靴は山行ごとにソールを洗い 登山靴は登山口で履く
このことの重要性を身をもって感じた今日でした
おまけ
我が家の庭に飛んできた ツマグロヒョウモンのメス
タグ :サワギキョウ
Posted by ビーグル at
19:21
│Comments(2)
2008年08月26日
須坂市 井上山
善光寺平を囲む里山の一つ 須坂市 井上山に行きました
山麓の長野市保科には蓮根畑があります

花がまだ咲いていたので ついつい道草してしまいました

蓮はまさに極楽に咲く花です この世のものとは思えません

井上山の登山口は須坂市井上の枕状溶岩のすぐ左にある階段が取り付き

2000万年前は長野盆地も海だったんですねえ
クヌギとカシワの広葉樹林の尾根道を登ると
源氏の流れをくむ井上氏の山城 小城跡と大城跡が次々と登場

カブト虫の死骸が至る所に・・・夏の終わりを感じさせます

三角点を過ぎると痩せ尾根になり高度を稼ぐ急登が始まり

めでたく井上山 山頂に到着★””眺望なし・・・

ここから大洞山までは往復30分強 ここも眺望なしデス

登山口から井上山まで登り1時間強 下り1時間弱でした
出逢った動植物






左の山塊が今日登った井上山と大洞山 中央奥が妙徳山 右が若穂太郎山
長野市大豆島地籍 千曲川堤防道路より
山麓の長野市保科には蓮根畑があります
花がまだ咲いていたので ついつい道草してしまいました
蓮はまさに極楽に咲く花です この世のものとは思えません
井上山の登山口は須坂市井上の枕状溶岩のすぐ左にある階段が取り付き
2000万年前は長野盆地も海だったんですねえ
クヌギとカシワの広葉樹林の尾根道を登ると
源氏の流れをくむ井上氏の山城 小城跡と大城跡が次々と登場
カブト虫の死骸が至る所に・・・夏の終わりを感じさせます
三角点を過ぎると痩せ尾根になり高度を稼ぐ急登が始まり
めでたく井上山 山頂に到着★””眺望なし・・・
ここから大洞山までは往復30分強 ここも眺望なしデス
登山口から井上山まで登り1時間強 下り1時間弱でした
出逢った動植物
サルノコシカケの仲間とクワカミキリ
アカヤマタケとイブキボウフウ
キマワリとクヌギハタマフシ
ツチグリとマゴジヤクシ
羽化したジバチ(クロスズメバチ)と幼虫を食うオオヒラタシデムシ
樹液を吸うクロカナブンとマルバハギ
左の山塊が今日登った井上山と大洞山 中央奥が妙徳山 右が若穂太郎山
長野市大豆島地籍 千曲川堤防道路より
Posted by ビーグル at
22:29
│Comments(0)
2008年08月22日
信濃路自然歩道
爽やかな天気に誘われ
信濃路自然歩道を芋井地籍から飯綱大谷地湿原まで
巡回しました

棚田の稲穂も大分実のってきました
心地よい日差しで昆虫たちもお昼寝です



ズミの実も色づいてきました

ジャノメ蝶が腕の汗を吸いにきたのか まとわり付いて離れません

カワミドリとモンシロ蝶 カワミドリは独特な強い芳香があります

大谷地湿原の水面には油膜のようなものが張ります
これは油膜ではなく
地中の鉄分が鉄バクテリアにより分解された酸化鉄なんだそうです
大谷地湿原には北側にある鉄鉱泉からの湧水が流れ込んでいます
今日出逢った菌類たち

キツネノエフデ

キホウキダケ
信濃路自然歩道を芋井地籍から飯綱大谷地湿原まで
巡回しました
棚田の稲穂も大分実のってきました
心地よい日差しで昆虫たちもお昼寝です
ズミの実も色づいてきました
ジャノメ蝶が腕の汗を吸いにきたのか まとわり付いて離れません
カワミドリとモンシロ蝶 カワミドリは独特な強い芳香があります
大谷地湿原の水面には油膜のようなものが張ります
これは油膜ではなく
地中の鉄分が鉄バクテリアにより分解された酸化鉄なんだそうです
大谷地湿原には北側にある鉄鉱泉からの湧水が流れ込んでいます
今日出逢った菌類たち
キツネノエフデ
キホウキダケ
Posted by ビーグル at
12:30
│Comments(0)
2008年08月21日
秋の気配
パソコンが故障してしまった・・・
電源を入れてもウンともスンともいわない
大型電器量販店のPCクリニックに検査入院の結果
CPUが壊れており修理するとマザーボードごとの交換になるので
十万円以上掛かるとのこと
新品購入できちゃう値段じゃないですか~
企業はエコを高らかに謳いながら
消費者に新らたな製品の購入を促すような
料金設定に疑問を感じるのは私だけではないですよね。。
ということで今 家にはPCがありません
ブログを書くことも見ることもままなりません。
今、職場で上司の目を盗んで書いてます(スリリング~!)
前置きが長くなりました
ここ数日なんとなく秋めいてきましたね
夏休み明けの飯綱高原を巡回してきました

クズの花がいたるところで満開です 甘い香りが辺りに漂っていました

芋井地区から飯綱原にでると 秋の花が咲き始めていました
ツリフネソウとキツリフネは今が見頃です

ママコノシリヌグイ
こんな可憐な花なのにすごい名前です
実は茎に下向きにたくさんのトゲが生えています
継母から継子への虐待に例えたのでしょうか

イタドリの葉にいた マメコガネ
驚かすと後ろ足を伸ばし威嚇しますが滑稽にしか見えません

マツムシソウが秋風に揺れていました

ユウスゲ です
夕方近くなると咲き始めるのでこの名があります
最近はすっかり数が減りなかなか見れなくなってきました

言わずと知れたキキョウですが
こちらも個体数が激減しています
環境の変化もあると思いますが、採取の影響が大きいと思います
採らずに逢いに来て欲しいものです

1200年前の平安・鎌倉時代から多くの修験者・参拝者が
通った古道:戸隠道
今は通う人も稀です
いにしえの戸隠に通じるタイムトンネルのように見えませんか
電源を入れてもウンともスンともいわない
大型電器量販店のPCクリニックに検査入院の結果
CPUが壊れており修理するとマザーボードごとの交換になるので
十万円以上掛かるとのこと
新品購入できちゃう値段じゃないですか~
企業はエコを高らかに謳いながら
消費者に新らたな製品の購入を促すような
料金設定に疑問を感じるのは私だけではないですよね。。
ということで今 家にはPCがありません
ブログを書くことも見ることもままなりません。
今、職場で上司の目を盗んで書いてます(スリリング~!)
前置きが長くなりました
ここ数日なんとなく秋めいてきましたね
夏休み明けの飯綱高原を巡回してきました
クズの花がいたるところで満開です 甘い香りが辺りに漂っていました
芋井地区から飯綱原にでると 秋の花が咲き始めていました
ツリフネソウとキツリフネは今が見頃です
ママコノシリヌグイ
こんな可憐な花なのにすごい名前です
実は茎に下向きにたくさんのトゲが生えています
継母から継子への虐待に例えたのでしょうか
イタドリの葉にいた マメコガネ
驚かすと後ろ足を伸ばし威嚇しますが滑稽にしか見えません
マツムシソウが秋風に揺れていました
ユウスゲ です
夕方近くなると咲き始めるのでこの名があります
最近はすっかり数が減りなかなか見れなくなってきました
言わずと知れたキキョウですが
こちらも個体数が激減しています
環境の変化もあると思いますが、採取の影響が大きいと思います
採らずに逢いに来て欲しいものです
1200年前の平安・鎌倉時代から多くの修験者・参拝者が
通った古道:戸隠道
今は通う人も稀です
いにしえの戸隠に通じるタイムトンネルのように見えませんか
Posted by ビーグル at
19:47
│Comments(1)
2008年08月09日
真夏のブナ林
7月末に夏風邪を患い 8月初旬は夏バテで体調を崩し
夏山最盛期の2週間を無駄にしてしまいました
今日は長野県自然保護レンジャー合同巡回の日
重い身体に鞭打ち鬼無里の奥裾花自然園に行きました

林道のノリ面にはウドの花が沢山咲いていました
ウドは春の若芽の茎が山菜として有名ですが
花 特に開花する寸前の蕾状態で天ぷらにすると
プチプチとした蕾の食感とウドの香りが楽しめます
お試しあれ!!

アジサイの花は受粉すると裏返しになっちゃうんです
不思議ですね

チツリフネの花が咲き出しました
ハナアブや蜂の身体がスッポリ収まってしまうほどの奥行きがあります

ヤマブドウは今年は豊作のようです
野猿の大好物です 今から食べ頃になるのを心待ちにしていることでしょう

ツリバナの実 秋 赤く染まって実が割れると
目立つのですが この時期は葉に隠れて見逃してしまいます

キノコに残ったナメクジの食み跡

チチダケ
カサや軸を切ると断面から乳液が染み出し滴り落ちます

道標に残された熊の手形
道標に塗られた防腐塗料に猫に対してのマタタビと同じような作用があるようです
大半の道標に爪を立てた跡や身体を擦り付けた跡が残されていました

壊された道標には熊の体毛が着いていました

熊に壊された日本蜜蜂の巣
壊れた巣から沢山の蜂が出入りしていました

タマゴダケ
戸隠本院岳上空の積乱雲から稲光が走り 雷鳴が響きだしました
全国で落雷による人身事故が発生しているようです
雷雲の移動速度は時速40キロにもなるそうです
駆け足で観光センターに下り巡回を終えました
夏山最盛期の2週間を無駄にしてしまいました
今日は長野県自然保護レンジャー合同巡回の日
重い身体に鞭打ち鬼無里の奥裾花自然園に行きました
林道のノリ面にはウドの花が沢山咲いていました
ウドは春の若芽の茎が山菜として有名ですが
花 特に開花する寸前の蕾状態で天ぷらにすると
プチプチとした蕾の食感とウドの香りが楽しめます
お試しあれ!!
アジサイの花は受粉すると裏返しになっちゃうんです
不思議ですね
チツリフネの花が咲き出しました
ハナアブや蜂の身体がスッポリ収まってしまうほどの奥行きがあります
ヤマブドウは今年は豊作のようです
野猿の大好物です 今から食べ頃になるのを心待ちにしていることでしょう
ツリバナの実 秋 赤く染まって実が割れると
目立つのですが この時期は葉に隠れて見逃してしまいます
キノコに残ったナメクジの食み跡
チチダケ
カサや軸を切ると断面から乳液が染み出し滴り落ちます
道標に残された熊の手形
道標に塗られた防腐塗料に猫に対してのマタタビと同じような作用があるようです
大半の道標に爪を立てた跡や身体を擦り付けた跡が残されていました
壊された道標には熊の体毛が着いていました
熊に壊された日本蜜蜂の巣
壊れた巣から沢山の蜂が出入りしていました
タマゴダケ
戸隠本院岳上空の積乱雲から稲光が走り 雷鳴が響きだしました
全国で落雷による人身事故が発生しているようです
雷雲の移動速度は時速40キロにもなるそうです
駆け足で観光センターに下り巡回を終えました
Posted by ビーグル at
21:17
│Comments(0)