2009年09月26日

穴窯

 完成間近の穴窯を見学させていただきましたっっ。。
 善光寺平を一望できる山の地形を利用した陶芸用の窯デス。。
 写真やテレビで見たことはありますが実物は初めて。。。


 すべて手作りされたそうで その情熱に敬服しましたっっ☆


 敷地には井戸があるので水には困らず
 善光寺平の夜景を眺めながら入浴できるという
 なんとも贅沢な半露天風呂も備えていました。。
 陶芸小屋というよりこれは素敵な工房兼別荘デス☆
 生活棟内の冷蔵庫はギンギンに冷えた缶ビールでいっぱい
 至福の時間を予感させるなんとも羨ましい男の城デシタ。。。


 工房脇の菜園にて 蒟蒻 群馬県下仁田で見て以来デス。。
 長野では普段見かけない植物なので
 最初は時期はずれのマムシグサかと思いまシタ。。
 同じサトイモ科なのでそっくりなんデスっっ!

 この茎の模様といい葉の付き方や形も・・・

 おまけ


 窯の焼成屑とテントウムシ

 
 テントウムシの蛹
 
 ※携帯写メのため画像が悪くてスミマセン。。



  
タグ :穴窯


Posted by ビーグル at 17:21Comments(0)

2009年09月23日

臼井儀人さん遭難死

 「クレヨンしんちゃん」作者 臼井儀人さんが
 上信国境 荒船山 艫岩から転落死した。。。

 軽井沢以南の上信国境には標高は然程高くないものの
 妙義山をはじめとする奇岩絶壁をようした山が多くあり
 アプローチも容易なことから多くの人たちが訪れる。
 写真は毎日新聞記事より

 荒船山は日本のギアナ高地とも呼ばれ
 樹海に浮かんだ空母のような姿で有名である。。
 艫岩の絶壁は高い所で300m位
 臼井氏は艫岩直下150m付近で遺体で発見された
 遺体収容に向かう群馬県警ヘリ(毎日新聞記事より)

 艫岩は登山道から外れているため特に転落防止の柵は設置されていない
 臼井氏はおそらく好奇心から登山道を離れ艫岩に向い
 300mという足がすくむほどの断崖絶壁からの景色を見ようとしたのだろう

 自己責任といえばそれまでだが自然を楽しむ以上
 自然に対する畏敬の念を忘れず慎重な行動が求められる
 身の安全と自然保護の観点からも登山道から外れて歩くことは慎むべきである
 遭難すれば救助のために多く人たちの身も危険に晒すことになることも忘れてはならない。。
 穂高岳での岐阜県防災ヘリの墜落事故もしかりである。。  


Posted by ビーグル at 23:38Comments(0)

2009年09月21日

熊襲撃に思う

 秋らしい好天がつづきマス。。。
 野山に繰り出すにはもってこいの日々なのですが・・・
 今月初旬から秋の花粉症に悩まされ引きこもりの日々を送ってマス。。

 そんな中 乗鞍岳畳平駐車場とバスターミナルで熊襲撃の報道が飛び込んで来ました。。

 
 深山の木々が色づき始めるこの時季
 熊たちは冬篭りに向けて盛んに捕食行動を始めるマス。。
 しかし今年の長野県内はお盆までの日照不足で木の実は不作。。。 
 熊たちはテリトリーを出て食料調達をしなくてはならないので
 熊被害が起きないか心配していたところに事故は起きてしまいました。。。

 古来より熊は人間の狩猟の対象であり熊にとっては人は最大の天敵
 熊たちのDNAには種存続を脅かす最大の存在は人間であると書き込まれているのデス。。
 つまり熊は人間がメチャクチャ怖いのデス。。
 だから人の気配を感じると熊は人との接触を避けるため逃げていきマス。。
 とても臆病なので身を隠すことのできない草原に出てくるなんて普通しません。。
 ましてや人間がウジャウジャいる駐車場に現れるなんてことは・・・


 おそらく残飯やターミナルの食品の匂いに釣られてフラフラと茂みから出ちゃったのでしょう
 
 気づいて辺りを見回したら大嫌いな人間が目の前に
 おそらく彼はパニックを起こし退路も見失い死に物狂いで人間に挑んだと思われます。。
 


 身を隠す場所を求め駐車場を駆け回りやっと見つけた隠れ家がバスターミナルビル
 ところが建物に入ってみるとそこにも人間がウジャウジャ
 彼の心中察して余りあるものがありマス。。大パニック デスョ それは
 擬音を使えば「ウッギャーッ」デス。。
 頭は真っ白 暴れるしかなかったと思いマス。。

 今回の事故は熊にとっても人間にとっても大変不幸な出来事デシタ。。
 今は人と深山の野生動物との生活圏が近くなりすぎてしまったと思いマス。。
 緩衝地帯なくいきなり接している状態は好ましい状態ではありません。
 自然との共生は人類存続のためにも非常に重要なことなのだと思いマス。。
  


Posted by ビーグル at 20:34Comments(7)

2009年09月10日

渓流の草花

 前回UPできなかった裾花川源流で出会った植物たちデス☆



 ミヤマダイモンジソウ




 シラヒゲソウ


 チョウジギク


 オオバセンキュウ


 クジャクシダ


 ノコンギク


 ミズキの実


 マドレーヌケーキみたいなハナガサダケ


 サラシナショウマの実


 蕗の葉の上に落ちてきたブナの葉

 空が狭い渓流でひっそりと咲いていた花々や植物だちデシタ☆  


Posted by ビーグル at 10:30Comments(0)

2009年09月08日

源流遡行

 本当は真夏にやりたかったシャワークライミング
 しかし今年の夏はお盆まで不安定な天候が続き
 秋風が吹いてからようやく実現。。。。。



 日頃単独行動が多い中 今日は渓流釣りの師匠K君と
 最近、山を始めたボーダーのM君の3人パーティーで心強い。。


 K君とは過去に2度この源流を遡行しましたが
 今年の源流は降雨量が多かったせいか大分荒れていまシタ。。


 極太の熊の糞
 完全に彼らのテリトリーに入り込んだことを実感させられマス。。


 以前来た時はザイルを固定する支点となる大木や残置ボルトがあったのですが
 今回は渓相も変化しておりハーケンを打たなければなりませんデシタ。。












そして・・・・・


 渓流釣り師K君は岩魚17尾ゲットん!! とその実力を発揮。。
 ちなみに全てリリース。。


 こんな登山初心者ボーダーM君ですが・・・・
 根曲竹の藪漕ぎではトップを務め底知れぬパフォーマンスを示し
 大滝では高速ウォータースライダー下降という華麗なるテクニックを
 披露してくれましたっっ。。

 久し振りの大人の水遊び
 とても楽しい一日を過ごせマシタ☆
 



 

 


   
タグ :裾花川源流


Posted by ビーグル at 23:09Comments(3)

2009年09月04日

ツマグロヒョウモン

 今年も我が家の庭にツマグロヒョウモンがやってきました。。


 ツマグロヒョウモン

 自宅の外回りにスミレタチツボスミレが繁茂するようになって2、3年。。
 すると昨年から彼らが頻繁に訪れるようになり幼虫が大発生。。

 昨日はメスが産卵しにやってきました。。



 幼虫はトゲトゲ。。。でも触っても棘は柔らかく痛くありません☆


 極めつけはサナギ

 このメタリックな輝きは地球外生物のようデス。。

 もともと南方系の蝶で今その生息域を北へと広げていマス。。
 新聞の記事によると新潟あたりまで北上した模様デス。。

 南方の蝶らしく条件が整えば年に何回も産卵羽化するんデスョ★

 温暖化が確実に進んでいるのを実感させられます。。。。。。。  


Posted by ビーグル at 10:54Comments(0)