2011年03月29日
雲雀山
今朝起きると
我が家のダイニングテーブルの上に「プースカフェ」4月号が・・・
表紙をみると「天気もいいし 出かけちゃう?」なんてキャッチコピー
特集記事の見出しが「春はのんびり里山へ」ですっっ
窓の外も何となく春めいているし
それじゃ 「オイラもでかけちゃおっ」とばかりに
山名も春っぽい
自宅近くの里山雲雀山へ

雲雀山は長野市西部の旭山と富士ノ塔の中間に位置します
登山対象の山じゃないので整備された登山道はありません。。
林道朝日山線を使い朝場牧場手前右手の尾根に取り付きます
山仕事の作業道や鹿道などの獣道を適当に利用させていただきました。。
ここにも散弾銃の薬きょうがっっ

自分は里山を歩く時 登山道を余り使わないので
よくハンターに迷惑がられます。。
一昨日行った五里ヶ峰でも銃を構えるハンターに怒鳴られました(^^ゞ


鹿道の急登を経て気持ちの良い尾根へ

この尾根を詰めると開けた山頂付近に辿りつきます。。

頂上直下の大岩から旭山を望む
この大岩の名前を以前教えてもらったのですが忘れてしまいました

山頂付近は藪の無い明るい雑木林に囲まれています

そしてここが山頂 標識も山名板も何もありません。。

しかし人は登っているようです。。ゴミという痕跡が残されていました。。




山頂の落葉の絨毯の上で春を感じながらコーヒーで一服
十分春の里山を満喫できたので登りと異なる鹿道を使って下山


こんな勝手気ままなことができるのも
葉が生い茂る前の見通しの利く時期の楽しみの一つです。。
我が家のダイニングテーブルの上に「プースカフェ」4月号が・・・
表紙をみると「天気もいいし 出かけちゃう?」なんてキャッチコピー
特集記事の見出しが「春はのんびり里山へ」ですっっ
窓の外も何となく春めいているし
それじゃ 「オイラもでかけちゃおっ」とばかりに
山名も春っぽい
自宅近くの里山雲雀山へ

雲雀山は長野市西部の旭山と富士ノ塔の中間に位置します
登山対象の山じゃないので整備された登山道はありません。。
林道朝日山線を使い朝場牧場手前右手の尾根に取り付きます
山仕事の作業道や鹿道などの獣道を適当に利用させていただきました。。
ここにも散弾銃の薬きょうがっっ

自分は里山を歩く時 登山道を余り使わないので
よくハンターに迷惑がられます。。
一昨日行った五里ヶ峰でも銃を構えるハンターに怒鳴られました(^^ゞ


鹿道の急登を経て気持ちの良い尾根へ

この尾根を詰めると開けた山頂付近に辿りつきます。。

頂上直下の大岩から旭山を望む
この大岩の名前を以前教えてもらったのですが忘れてしまいました


山頂付近は藪の無い明るい雑木林に囲まれています

そしてここが山頂 標識も山名板も何もありません。。

しかし人は登っているようです。。ゴミという痕跡が残されていました。。




山頂の落葉の絨毯の上で春を感じながらコーヒーで一服
十分春の里山を満喫できたので登りと異なる鹿道を使って下山


こんな勝手気ままなことができるのも
葉が生い茂る前の見通しの利く時期の楽しみの一つです。。
タグ :雲雀山
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18:18
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2011年03月27日
五里ヶ峰
長野市北部は三月下旬だというのに未だに雪模様
自家用車の使用を控えているので移動はバイク。。
必然的に行動範囲は路面に雪のないエリアに限られてしまう・・
その上 真冬並みの寒さと大気に充満するスギ花粉
長時間外気に晒されるのは自殺行為に等しいので
活動範囲はさらに狭まることになる。。。
朝から色々思案した末 思いきって冬晴れであろう坂城町にある
五里ヶ峰に行くことに。。。

千曲川右岸の平野部からグングン立ち上がり標高差は何と700m以上
山体もでかく堂々たるもの まさに規格外の里山なんですっっ

和平高原から林道更埴坂城線に入り鏡台山との鞍部にある林道最高点から入山
日陰には未だ雪が残っています。。
ここは鏡台山の登山口でもあるんです

防火帯として切り開かれた登山道をしばらく登って振り返ると
鏡台山が姿を現しました。。



雪上にはイノシシやウサギ・キツネの足跡に交じり
アカネズミと思われる可愛らしい足跡も観察できました。。
足が雪に埋もれてしまい腹の跡と尻尾を引きずった跡も残っていますっ

こちらはイノシシのヌタ場(泥浴び場)

一息ついて振り返ると鏡台山が一段と立派に見えました
登山道脇で出会った冬枯れの植物たち


ガガイモの実
イタドリの実




五里ヶ峰 頂上
今日の山頂は天気は良いものの風が強く思いの他寒く感じられました。。。
☆おまけ☆
山頂からのパノラマ
自家用車の使用を控えているので移動はバイク。。
必然的に行動範囲は路面に雪のないエリアに限られてしまう・・
その上 真冬並みの寒さと大気に充満するスギ花粉
長時間外気に晒されるのは自殺行為に等しいので
活動範囲はさらに狭まることになる。。。
朝から色々思案した末 思いきって冬晴れであろう坂城町にある
五里ヶ峰に行くことに。。。

千曲川右岸の平野部からグングン立ち上がり標高差は何と700m以上
山体もでかく堂々たるもの まさに規格外の里山なんですっっ

和平高原から林道更埴坂城線に入り鏡台山との鞍部にある林道最高点から入山
日陰には未だ雪が残っています。。
ここは鏡台山の登山口でもあるんです

防火帯として切り開かれた登山道をしばらく登って振り返ると
鏡台山が姿を現しました。。



雪上にはイノシシやウサギ・キツネの足跡に交じり
アカネズミと思われる可愛らしい足跡も観察できました。。
足が雪に埋もれてしまい腹の跡と尻尾を引きずった跡も残っていますっ

こちらはイノシシのヌタ場(泥浴び場)

一息ついて振り返ると鏡台山が一段と立派に見えました
登山道脇で出会った冬枯れの植物たち


ガガイモの実

イタドリの実




五里ヶ峰 頂上
今日の山頂は天気は良いものの風が強く思いの他寒く感じられました。。。
☆おまけ☆
山頂からのパノラマ
タグ :五里ヶ峰
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23:32
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2011年03月25日
蕗っ玉採り
自分はフキノトウが苦手なので
普段は山肌一面の群落を見ても摘もうとも思わないのですが
家族から「フキ味噌が食べたいので採ってきて!」と言われ自宅の裏山へ

こういう時は普段山中をうろついていることが役に立ち
山菜の在り処に一直線 短時間で必要な量を確保できます。

アレチウリは河川敷以外にも
こんな山中にまで生息域を広げています
このように地表を覆い尽くし日光を遮って在来植物を淘汰してしまうんです。。

三月末なのに小雪が舞う肌寒い一日でした。。

目的地到着
ここは何十年も前に耕作放棄され森林化が進む山の斜面
棚田状の地形で今は蕗畑と化しています。。
∴ 数分でレジ袋は蕗っ玉でいっぱいに・・・
目的も果たしたので
いつもの癖で周囲の林をフラフラ徘徊

人の営みの痕跡発見
今では見ることも無くなった竈(かまど)用のやかん
と寄り添うように急須が・・・
野良仕事の間にお茶してたんですネ☆
ここからひと登りすれば中山(654m)山頂
人家近くの里山らしく山頂標識の類は一切何も無し



鹿に樹皮を食われたリョウブ と 鹿の糞


イノシシの糞もたくさんありましたョっっ
放射能ならぬスギ花粉で汚染された大気の中では
長時間の活動はそろそろ限界のようです。。
くしゃみと鼻水が止まらなくなりましたっっ
目のかゆみもだんだん酷くなってきたので
夏場はマムシの巣窟で近寄ろうとも思わない
通称「蝮沢」沿いの最短コースで下山開始。。


途中 沢沿いの土手に福寿草の群落がありましたっっ
普段は山肌一面の群落を見ても摘もうとも思わないのですが
家族から「フキ味噌が食べたいので採ってきて!」と言われ自宅の裏山へ

こういう時は普段山中をうろついていることが役に立ち
山菜の在り処に一直線 短時間で必要な量を確保できます。

アレチウリは河川敷以外にも
こんな山中にまで生息域を広げています
このように地表を覆い尽くし日光を遮って在来植物を淘汰してしまうんです。。

三月末なのに小雪が舞う肌寒い一日でした。。

目的地到着

ここは何十年も前に耕作放棄され森林化が進む山の斜面
棚田状の地形で今は蕗畑と化しています。。
∴ 数分でレジ袋は蕗っ玉でいっぱいに・・・
目的も果たしたので
いつもの癖で周囲の林をフラフラ徘徊

人の営みの痕跡発見
今では見ることも無くなった竈(かまど)用のやかん
と寄り添うように急須が・・・
野良仕事の間にお茶してたんですネ☆
ここからひと登りすれば中山(654m)山頂
人家近くの里山らしく山頂標識の類は一切何も無し



鹿に樹皮を食われたリョウブ と 鹿の糞


イノシシの糞もたくさんありましたョっっ
放射能ならぬスギ花粉で汚染された大気の中では
長時間の活動はそろそろ限界のようです。。
くしゃみと鼻水が止まらなくなりましたっっ
目のかゆみもだんだん酷くなってきたので
夏場はマムシの巣窟で近寄ろうとも思わない
通称「蝮沢」沿いの最短コースで下山開始。。


途中 沢沿いの土手に福寿草の群落がありましたっっ
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22:43
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2011年03月24日
獣道を辿る
私の住む善光寺平を取り囲む山々でも
近年 シカやイノシシが随分増えてきました。。
温暖化の影響で積雪量が減り真冬でも餌の確保が容易になったうえ
天敵の猟師も減っているのが要因と思われます。。
最近 里山を歩くと登山道を幾筋もの獣道が横切るのを目にします。。
その数も年々増えているような気がします
中には登山道と見間違うほど立派な獣道すらあるのですからビックリですっっ
今日はそんな獣道を辿り普段見ることが無かった世界を楽しんできました☆

低木の小枝をかき分け暫し進むと支稜の小ピークに躍り出ましたっ
そこには四畳半ほどの空間があり獣臭が漂います。。
辺りを見回すと雪が残る岩陰にタヌキの物と思われる溜め糞を発見!!

近くに巣穴があるのでしょうか。。。
タヌキはキレイ好きでいつも決まった場所で用を足します。。
すぐそばの雪上には最近少なくなってきた野ウサギの糞も

さらに周囲の流紋岩質の凝灰岩の上はげっ歯類の食事場になっていました。。

赤松の実を本土リスか野ネズミが食べたのでしょう 松ぼっくりの残骸が沢山ありました
この小ピークから周囲に伸びる獣道の内 一番太い尾根伝いの道をさらに進むと
ウリハダカエデばかりが樹皮を剥がされている場所が現れましたっ。。

辺りの地表を見ると最近多く見かけるようになったシカの糞が・・・

ニホンジカはウリハダカエデの柔らかい樹皮が好物のようです。。
鹿道はさらに尾根を下りますが入山口から離れてしまうので
別の獣道を使い支稜の斜面をトラバースぎみに登り返すことにしました。。
主稜との出合いが近づくと今度は砲弾が着弾したかのような穴がいくつも・・・

イノシシが餌を求めて地面を掘り返した跡
よくぞまあ ここまでヒステリックに大穴をあちらこちらに開けたものですっっ
そろそろ登山道との合流点

今度は人間様の痕跡が現れました
登山道から投げ捨てた空き缶が窪地に集結
銘柄やデザインを見ると懐かしい青春の思い出が蘇ってきました☆
ゴミも時間が経過するとお宝に見えてくるから不思議ですっっ
赤松の倒木はサルノコシカケ科のキノコたちで賑やかでした。。

ツガサルノコシカケ
サルノコシカケは樹木のガン(癌)
こいつに取り付かれると樹木は衰弱しやがて枯死するのです。。


キカイガラタケ
色目の少ないこの時期の林内においてこの朱色がとても目を引きます

通い慣れた里山も登山道を外すと景色も新鮮で結構楽めます☆
近年 シカやイノシシが随分増えてきました。。
温暖化の影響で積雪量が減り真冬でも餌の確保が容易になったうえ
天敵の猟師も減っているのが要因と思われます。。
最近 里山を歩くと登山道を幾筋もの獣道が横切るのを目にします。。
その数も年々増えているような気がします
中には登山道と見間違うほど立派な獣道すらあるのですからビックリですっっ
今日はそんな獣道を辿り普段見ることが無かった世界を楽しんできました☆

低木の小枝をかき分け暫し進むと支稜の小ピークに躍り出ましたっ
そこには四畳半ほどの空間があり獣臭が漂います。。
辺りを見回すと雪が残る岩陰にタヌキの物と思われる溜め糞を発見!!

近くに巣穴があるのでしょうか。。。
タヌキはキレイ好きでいつも決まった場所で用を足します。。
すぐそばの雪上には最近少なくなってきた野ウサギの糞も

さらに周囲の流紋岩質の凝灰岩の上はげっ歯類の食事場になっていました。。

赤松の実を本土リスか野ネズミが食べたのでしょう 松ぼっくりの残骸が沢山ありました
この小ピークから周囲に伸びる獣道の内 一番太い尾根伝いの道をさらに進むと
ウリハダカエデばかりが樹皮を剥がされている場所が現れましたっ。。

辺りの地表を見ると最近多く見かけるようになったシカの糞が・・・

ニホンジカはウリハダカエデの柔らかい樹皮が好物のようです。。
鹿道はさらに尾根を下りますが入山口から離れてしまうので
別の獣道を使い支稜の斜面をトラバースぎみに登り返すことにしました。。
主稜との出合いが近づくと今度は砲弾が着弾したかのような穴がいくつも・・・

イノシシが餌を求めて地面を掘り返した跡
よくぞまあ ここまでヒステリックに大穴をあちらこちらに開けたものですっっ
そろそろ登山道との合流点

今度は人間様の痕跡が現れました
登山道から投げ捨てた空き缶が窪地に集結
銘柄やデザインを見ると懐かしい青春の思い出が蘇ってきました☆
ゴミも時間が経過するとお宝に見えてくるから不思議ですっっ
赤松の倒木はサルノコシカケ科のキノコたちで賑やかでした。。

ツガサルノコシカケ
サルノコシカケは樹木のガン(癌)
こいつに取り付かれると樹木は衰弱しやがて枯死するのです。。


キカイガラタケ
色目の少ないこの時期の林内においてこの朱色がとても目を引きます

通い慣れた里山も登山道を外すと景色も新鮮で結構楽めます☆
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01:47
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2011年03月23日
山でも縦割り行政
ここは自宅の裏山 旭山の登山口






この乱立する案内板・標識の数々・・・
登山口の半径5mの範囲に
幟旗まで含めると 何と大小新旧合わせてその数13本っっ

どれも環境省(庁)・林野庁(中部森林管理局/長野営林局/北信森林管理署)
長野県・長野市といった官公庁が設置したもの。。
この景観は正直いただけません。。はっきり言うと見苦しいデスっっ

それぞれ異なる立場・法律・条例に基づいた政策予算で
設置されているのは理解できるんですが
お互い協力協調し合い看板標識を共有化して
古いものを整理していけば景観も良くなるし
予算的にも中長期的には圧縮できて
税金の無駄も無くなる思うのですが・・・
優秀な官僚・官吏の皆さま方でも解決できない
難しい障壁(省壁?)がきっとあるんでしょう・・・・
こんな山の中にも国や地方自治体の縦割り行政の影響が及んでいるのです。。






この乱立する案内板・標識の数々・・・
登山口の半径5mの範囲に
幟旗まで含めると 何と大小新旧合わせてその数13本っっ

どれも環境省(庁)・林野庁(中部森林管理局/長野営林局/北信森林管理署)
長野県・長野市といった官公庁が設置したもの。。
この景観は正直いただけません。。はっきり言うと見苦しいデスっっ

それぞれ異なる立場・法律・条例に基づいた政策予算で
設置されているのは理解できるんですが
お互い協力協調し合い看板標識を共有化して
古いものを整理していけば景観も良くなるし
予算的にも中長期的には圧縮できて
税金の無駄も無くなる思うのですが・・・
優秀な官僚・官吏の皆さま方でも解決できない
難しい障壁(省壁?)がきっとあるんでしょう・・・・
こんな山の中にも国や地方自治体の縦割り行政の影響が及んでいるのです。。
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02:50
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2011年03月21日
三笠山
長野市安茂里差出区の記録誌によると
平安時代の天安2年(858年)天台座主の慈覚大師円仁によって
天台宗比叡山延暦寺の末寺「月輪寺(月林寺)」が創建され
この寺の境内地は今の長野市立安茂里小学校敷地を中心として
七堂伽藍が立ち並び60に及ぶ坊が連なる寺領一千石の大寺院だったとか・・・
この月輪寺 初めは戸隠領であったらしく
今は市道安茂里120号線となっている山道
(杏花台団地最上部山の神~林道旭山線萩平朝場牧場)
を通じて戸隠・安茂里間の人の往来も多かったらしい。。
今日は殆ど人が通ることも無くなった廃道に近い
この山道を使い朝場牧場東側のピ-ク三笠山に登りました。。

今では地元ですら この山の名前を知る人は少なくなりました。。

三笠山山頂直下の祠
弘法大師を祀ってあるお堂らしいのですが今にも朽ち果てそうでした。。





大正末期から昭和初期には三笠講なるものが存在した証が・・・

去年のウバユリの実

雪が消えた地表から春が顔を出しました。。
キブシの花穂も急成長中ですっっ
平安時代の天安2年(858年)天台座主の慈覚大師円仁によって
天台宗比叡山延暦寺の末寺「月輪寺(月林寺)」が創建され
この寺の境内地は今の長野市立安茂里小学校敷地を中心として
七堂伽藍が立ち並び60に及ぶ坊が連なる寺領一千石の大寺院だったとか・・・
この月輪寺 初めは戸隠領であったらしく
今は市道安茂里120号線となっている山道
(杏花台団地最上部山の神~林道旭山線萩平朝場牧場)
を通じて戸隠・安茂里間の人の往来も多かったらしい。。
今日は殆ど人が通ることも無くなった廃道に近い
この山道を使い朝場牧場東側のピ-ク三笠山に登りました。。

今では地元ですら この山の名前を知る人は少なくなりました。。


三笠山山頂直下の祠
弘法大師を祀ってあるお堂らしいのですが今にも朽ち果てそうでした。。





大正末期から昭和初期には三笠講なるものが存在した証が・・・

去年のウバユリの実

雪が消えた地表から春が顔を出しました。。

キブシの花穂も急成長中ですっっ
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21:38
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2011年03月19日
朝日山風景林
震災以来真冬並みの陽気が続いていましたが
やっと春らしい良いお天気になりました☆
今日は自宅の裏山「旭山」を散策がてら巡回

山頂展望台から望む善光寺平の風景は余りにも平穏過ぎて
罹災地から届く映像がまるで他国の出来事に思えてしまう程
元気な我々に出来る事はまだまだ沢山ありそうですっ!!

長野市夏目ヶ原浄水場の沈砂池は満々と水をたたえています。。

ダンコウバイの花芽もほころび始めました☆
日当たりの良いところでは後1週間もすれば開花し始めるのでは。。

一昨日の春の雪で頭上の木から削ぎ落とされたハナビラニカワダケ
海藻サラダの要領で食すのが一番かと・・・

昔は周囲の集落からの道が沢山ありましたが
時代と共に使われなくなり廃道化が進んでいます。。
茂菅や国見集落に通じていたこの道もこの先倒木と崩落で通行不能
自然遊歩道として残された登山道も
整備を委託されていた山岳会が手を引いた後は
引き受け手もなく今は荒れる一方です。。
やっと春らしい良いお天気になりました☆
今日は自宅の裏山「旭山」を散策がてら巡回

山頂展望台から望む善光寺平の風景は余りにも平穏過ぎて
罹災地から届く映像がまるで他国の出来事に思えてしまう程
元気な我々に出来る事はまだまだ沢山ありそうですっ!!

長野市夏目ヶ原浄水場の沈砂池は満々と水をたたえています。。

ダンコウバイの花芽もほころび始めました☆
日当たりの良いところでは後1週間もすれば開花し始めるのでは。。

一昨日の春の雪で頭上の木から削ぎ落とされたハナビラニカワダケ
海藻サラダの要領で食すのが一番かと・・・

昔は周囲の集落からの道が沢山ありましたが
時代と共に使われなくなり廃道化が進んでいます。。
茂菅や国見集落に通じていたこの道もこの先倒木と崩落で通行不能
自然遊歩道として残された登山道も
整備を委託されていた山岳会が手を引いた後は
引き受け手もなく今は荒れる一方です。。
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21:21
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2011年03月10日
よりとも歩道散策
年度末が近付くにつれデスクワークが多忙になり
山に行けない日々が続きます
机上の書類の山は中々手ごわく攻略も容易ではありませんっっ
今日は出勤前にストレス発散を兼ね近くの頼朝歩道を散策しました。。

3月も半ばに入ろうとというのに真冬を思わせる日々
今日も時折日が陰るうすら寒い陽気でした。。

長野市新諏訪町の頼朝山登山口から山腹にある静松寺を目指します。。
15分程歩くとよりとも歩道分岐
頼朝山山頂には向かわず静松寺参道に進みます。。
この参道には18世紀に建立された三十三ヶ所巡拝塔(石仏)があります。。

聖徳太子の時代から続く日本の観音信仰
観音菩薩が衆生を救うため三十三種の化身で法華経を説かれたことから
平安時代末より三十三ヶ所に安置した観音様を巡拝して
その功徳に預かることを願う風習が始まったんだそうです。。

ここ静松寺の西国三十三ヶ所の観音様は
土砂崩れにあったり不届き者が持ち去ったりして幾つか欠落してしまったそうです。。
台座には請願者の名が刻まれていました。。

出勤時間が近付いてきてしまったので静松寺に参拝だけして山を下りました!!

不覚にもデジカメラを持参し忘れ携帯のカメラで撮影したので
画質が悪くてすみません<(_ _)>
山に行けない日々が続きます

机上の書類の山は中々手ごわく攻略も容易ではありませんっっ
今日は出勤前にストレス発散を兼ね近くの頼朝歩道を散策しました。。
3月も半ばに入ろうとというのに真冬を思わせる日々
今日も時折日が陰るうすら寒い陽気でした。。
長野市新諏訪町の頼朝山登山口から山腹にある静松寺を目指します。。
15分程歩くとよりとも歩道分岐
頼朝山山頂には向かわず静松寺参道に進みます。。
この参道には18世紀に建立された三十三ヶ所巡拝塔(石仏)があります。。
聖徳太子の時代から続く日本の観音信仰
観音菩薩が衆生を救うため三十三種の化身で法華経を説かれたことから
平安時代末より三十三ヶ所に安置した観音様を巡拝して
その功徳に預かることを願う風習が始まったんだそうです。。
ここ静松寺の西国三十三ヶ所の観音様は
土砂崩れにあったり不届き者が持ち去ったりして幾つか欠落してしまったそうです。。
台座には請願者の名が刻まれていました。。
出勤時間が近付いてきてしまったので静松寺に参拝だけして山を下りました!!
不覚にもデジカメラを持参し忘れ携帯のカメラで撮影したので
画質が悪くてすみません<(_ _)>
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20:08
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2011年03月08日
鹿食害対策
今日は長野地方事務所で
長野県自然保護レンジャー運営委員会が開催された。。
環境省の自然保護官や県自然保護課の担当官も同席したこともあり
主な議題が今年度の総括と来年度の活動計画決定だったのですが
議論が長野県の自然保護行政にまで及び時間超過の白熱した会議になりました。。
会議終盤
日本鹿の食害が標高3000m近い高山のお花畑にまで及び
問題が深刻化している南アルプスでも活動しているレンジャーから
興味深い事例報告がありました☆
それは廃棄ビニール傘を使った
エコロジー&自然保護の取り組み
まずは壊れたりして不要になったビニール傘を回収
ビニール部分はレジ袋にリサイクルします。。
残りの金属製の骨にはシカの食害防止の為もう一仕事してもらうというもの

シカの食害に遭うのは
地表から1.9mの高さまで
この空間のオーバーラインのことを
ディアーラインと呼びます。。
このディアーラインに
傘の金属骨部分を開いて設置して
ヒノキ・スギ・広葉樹の樹皮と新芽
野菜・希少植物・高山植物を
食害からの保護に役立てようという
取り組みです。。
この方法は
信州大学自然環境診断マイスターの
宮下哲則氏が考案し
岡谷市の植林地と
松本市の信大実習地で
新芽樹皮保護と作物被害防止に
取り組むため実験的に実施したところ
設置から約1年経過しても シカ・イノシシ被害は皆無であったそうですっっ



草花・幼木・農作物にはこんな感じで設置
廃品利用 しかも長期にわたり食害防止効果があり
折りたたみ式なので持ち運びも楽チン♪
鹿や猪の食害でお困りの方 是非お試しあれ!!
長野県自然保護レンジャー運営委員会が開催された。。
環境省の自然保護官や県自然保護課の担当官も同席したこともあり
主な議題が今年度の総括と来年度の活動計画決定だったのですが
議論が長野県の自然保護行政にまで及び時間超過の白熱した会議になりました。。
会議終盤
日本鹿の食害が標高3000m近い高山のお花畑にまで及び
問題が深刻化している南アルプスでも活動しているレンジャーから
興味深い事例報告がありました☆
それは廃棄ビニール傘を使った
エコロジー&自然保護の取り組み
まずは壊れたりして不要になったビニール傘を回収
ビニール部分はレジ袋にリサイクルします。。
残りの金属製の骨にはシカの食害防止の為もう一仕事してもらうというもの

シカの食害に遭うのは
地表から1.9mの高さまで
この空間のオーバーラインのことを
ディアーラインと呼びます。。
このディアーラインに
傘の金属骨部分を開いて設置して
ヒノキ・スギ・広葉樹の樹皮と新芽
野菜・希少植物・高山植物を
食害からの保護に役立てようという
取り組みです。。
この方法は
信州大学自然環境診断マイスターの
宮下哲則氏が考案し
岡谷市の植林地と
松本市の信大実習地で
新芽樹皮保護と作物被害防止に
取り組むため実験的に実施したところ
設置から約1年経過しても シカ・イノシシ被害は皆無であったそうですっっ

草花・幼木・農作物にはこんな感じで設置
廃品利用 しかも長期にわたり食害防止効果があり
折りたたみ式なので持ち運びも楽チン♪
鹿や猪の食害でお困りの方 是非お試しあれ!!
タグ :鹿食害
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00:57
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2011年03月05日
樹木受難の季節
気付けば暦は弥生三月。。
今シーズンも多くの人々が思い々のスタイルで雪山に訪れましたっっ
そこで・・・2月末の気温上昇で雪もだいぶ締まり
背の低い樹木もようやく雪上に頭を出してきたので
冬山利用者による木々の損傷状況確認のため
山スキーのルートとなる尾根筋中心に巡回しました。。

無雪期ではブッシュが煩く立ち入れないような場所でも
冬場は絶好のゲレンデになったりします。。
今年は例年に比べ積雪量が少ないので
背の低い木が損傷を受ける危険性が高く心配ですっっ
特に針葉樹は頭を折られると樹高の伸びが止まってしまうのです。。

不安的中ヤハズハンノキの枝の上に
何本ものスキーのトレースが・・・・
さらに開けた快斜面に出ると

エッジでスパッとやられていましたっっ
悪意をもってやっている訳ではないのですが
人が立入るということは こういうことなんです。。。。
オーバーユース等で自然の回復力を上回るダメージが加えられると
自然破壊が進行します。。
そうでなくても深山の樹木は厳寒と風雪に痛めつけられているのだから・・

ここ数日の真冬並みの冷え込みで雪面はガチガチのアイスバーン。。
これからは日中融けて夜凍るを繰り返し
日当たりのよい斜面はエッジも利かないミラーバーンと化していきます。。
滑落防止のためアイゼン(クランポン)は必携ですョ

車のショックアブソーバーのコイルのように絡みついたクロヅル
夏場の藪漕ぎでは行く手を阻む最大の敵ですっっ

空気は肌を刺す程冷たいけれど日差しはずいぶん強くなりました
まもなく春の足音が聞こえてきそうデス☆
今シーズンも多くの人々が思い々のスタイルで雪山に訪れましたっっ
そこで・・・2月末の気温上昇で雪もだいぶ締まり
背の低い樹木もようやく雪上に頭を出してきたので
冬山利用者による木々の損傷状況確認のため
山スキーのルートとなる尾根筋中心に巡回しました。。

無雪期ではブッシュが煩く立ち入れないような場所でも
冬場は絶好のゲレンデになったりします。。
今年は例年に比べ積雪量が少ないので
背の低い木が損傷を受ける危険性が高く心配ですっっ
特に針葉樹は頭を折られると樹高の伸びが止まってしまうのです。。

不安的中ヤハズハンノキの枝の上に
何本ものスキーのトレースが・・・・
さらに開けた快斜面に出ると

エッジでスパッとやられていましたっっ
悪意をもってやっている訳ではないのですが
人が立入るということは こういうことなんです。。。。
オーバーユース等で自然の回復力を上回るダメージが加えられると
自然破壊が進行します。。
そうでなくても深山の樹木は厳寒と風雪に痛めつけられているのだから・・

ここ数日の真冬並みの冷え込みで雪面はガチガチのアイスバーン。。
これからは日中融けて夜凍るを繰り返し
日当たりのよい斜面はエッジも利かないミラーバーンと化していきます。。
滑落防止のためアイゼン(クランポン)は必携ですョ

車のショックアブソーバーのコイルのように絡みついたクロヅル
夏場の藪漕ぎでは行く手を阻む最大の敵ですっっ

空気は肌を刺す程冷たいけれど日差しはずいぶん強くなりました
まもなく春の足音が聞こえてきそうデス☆
Posted by ビーグル at
23:26
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