自然保護レンジャーの日記

　昭和の森公園は善光寺平北縁にある三登山裾野の丘陵地上野にあります。。
　公園南側はフｨｯトネスセンターや市民フﾟｰル・芝生広場などがあり賑やかですが
　今回散策したのは北側の自然探索路

　昔　薪炭林として利用されてきた里山の林相が残された変化に富む探索路デス☆

　かつて　この一帯は山地から連続する豊かな自然林に覆われ
　目立つものといえば国立長野療養所（現：東長野病院）の建物くらい

　その後　開発の波が押し寄せ林は瞬く間に宅地化していく中
　病院所有地の林だけが絶海の孤島のように残されたのだそうです。。
　この残された自然林を生かし
　昭和天皇御在位60周年記念事業・市制90周年事業で公園として生まれ変わりました☆

　探索路を歩くと谷や沢など変化に富み
　周囲を宅地に囲まれている場所とはとても思えませんっ

　ウバユリの実
　ここは一年を通して手軽に里山の植物・野鳥を楽しむことができる貴重な場所です！


　キクイモの花　と　イチモンジセセリ


　自然探索路は利用者が少ないようで蜘蛛の巣を払いながらの散策になりました。。