自然保護レンジャーの日記

　秋の彼岸も過ぎ大分涼しくなってきました。。
　季節ネタということで・・・秋の七草（山上憶良が万葉集の歌で選定）
　頭に秋と付きますが花によっては７月位から咲き始めます。。　
　夏から撮りためてきましたが今年は後一草と中々出会えませんっ
　季節外れにならないうちにと未完のまま六草を紹介します☆
　

　カワラナデシコ：川原撫子　聖山の車道脇に群生していました


　キキョウ：桔梗　飯綱高原にて
　近年数を減らし現在環境省レッドリスト絶滅危惧II類（VU）


　クズ：葛　　旭山にて
　自分的にはクズの花も香りも大好きです
　アメリカでは外来種として厄介者扱い　中国大陸では砂漠の緑化に一役かっているらしい　
　

　オミナエシ：女郎花
　漢方薬として用いられ解熱・解毒作用があるといわれています


　ススキ：薄


　マルバハギ：丸葉萩
　野山にはヤマハギなども見られます。。
　荒地に生えるパイオニア的植物のひとつ

　そして今シーズン出会えてないフジバカマの代役で
　同属近縁種のヨツバヒヨドリ


　※追加

　こちらが本物のフジバカマ
　ナガブロブロガー　うたかた夫人サマに教えてもらった中綱湖畔まで行ってきました☆
　どうもありがとうございました！　見事でした☆

　フジバカマは元々中国原産ともいわれてますが
　万葉の人々にも親しまれていました。
　乾燥すると桜餅の葉のような香りがします。。
　かつては河原などに群生していましたが今は中々見かけません。。
　環境省のレッドリストでは準絶滅危惧（NT）種に指定されています。