2007年11月05日

里山散策

遅れていた紅葉もようやく高原から里山に降りてきました

NHKの大河ドラマ「風林火山」で上杉武田両軍の最前線

善光寺平において上杉軍の葛山城と対峙する武田軍の旭山城

がでてきましたが

今日は武田方の山城跡が頂上にある旭山を散策しました

遊歩道の周囲は紅葉より黄葉が圧倒的しかもその黄葉のほとんどがダンコウバイの黄葉です

里山散策


このような植生になった理由が何なのか残念ながら私には分かりません

今日は天気も良いので色々な実が宝石のように輝いて見えます

特に液果は透明感が増し本当の宝石に負けない程の美しさです

里山散策 里山散策 里山散策
    アオツヅラフジの実         スイカズラの実             シオデの実

里山散策 里山散策 里山散策
     スズメウリの実            ヤブランの実            ヤマホロシの実

四百数十年前に旭山城に篭った武田の兵もここで季節の移ろいを感じて

いたのでしょうか そんなこと考えてしまうのも秋のなせる業ですね



Posted by ビーグル at 21:28│Comments(1)
この記事へのコメント
今、里山が荒れているといいます
人間が定住するようになってから何千年間
食べ物、燃料、建材の調達源であった里山
人の手が入ることでバランスや多様性が保たれてきた
間伐することで林床にも光が届き多様な植物の生育を
可能にした里山
明るく藪のない林は深山の動物が人の住む里に侵入
しにくくする役割もはたしていたという
水田もしかりトンボや水棲昆虫、淡水魚、両生類のゆりかごであり、気化熱により夏の気温上昇を抑えてきたという
昨今自然のシステムに組み込まれていた人の営みが失われてきているとも聞かされました
便利さや豊かさのみを追い求めると現代文明も古代文明のように自然のしっぺ返しで滅びることになると最近感じます
Posted by スーさん at 2007年11月05日 23:21
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