2008年04月10日

コクーン(繭)

 葉が落ちる晩秋から早春にかけては
 今までカモフラージュされて目につかなかった繭たちが姿を現します
 繭(マユ)の中の蛹(サナギ)は既に羽化して殻だけが残されています
 この冬みつけたコクーンたちを紹介します

コクーン(繭)
  ヤママユガの繭
  夏は葉に包まれているので発見は至難
  この繭から取れた緑のシルクは超高級品です



コクーン(繭)
  ウスタビガの繭
  ストラップ付きのポシェットのような繭


コクーン(繭)
 繭の中にはサナギの殻が残されていました


コクーン(繭)
  クスサンの繭
  通称:スカシダワラ  見ての通り茶色の網目状の繭です
  夏は表面に木の葉を貼り付けています
  繭にハサミを入れましたが切りづらい丈夫な網でした
コクーン(繭)
  繭の中から蛹(サナギ)の殻を取り出しました
  なかなか愛嬌のある顔してると思いませんか

おまけ

コクーン(繭)

  3月10日すぎ まだ一面雪に覆われた戸隠の湿原で出会ったユキムシ
  正式名称は「セッケイカワゲラ」
  幼虫の時は川の中で生活しているので、上流から下流に流されてしまいます
  羽化して成虫になっても羽がないので
  雪上をひたすら歩いて生まれ故郷の上流を目指すのだそうです
  銀世界で動き回る昆虫に出会うなんて本当感動ものでしたicon12
  

       




Posted by ビーグル at 18:43│Comments(0)
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