2007年07月28日
里山合同巡回
長野県郷土環境保全地域に指定されている大雲寺を仲間のレンジャーと合同で巡回してきました
この寺の裏山は私の子供の頃、四季を通じて遊び場にしていた実家の裏山を思い出させてくれる
空気・匂い・光・色・植生がある私にとって懐かしく心地よいお気に入りの場所です。
草いきれの参道を上がると赤松とクヌギの混生林になります。
蝉しぐれの中、ひんやりした空気を感じながら進むと、私達に追い立てられるようにキマワリ(昆虫)が
クヌギの落ち葉に覆われた地表を慌てふためき右へ左にシャカシャカ
逃げていく姿は幹を得意そうに這い上がる姿と対照的で滑稽です。
いたるところ、ナナフシ(昆虫)が下草の枝にしがみつき細長い体を左右に振っている。風にそよぐ枝に擬態しているのだろうか・・・「かえって目立つよ!!君達☆」
稜線が近づくと腐葉土と樹液が発酵した匂いが漂ってきた。童心に返りクヌギの幹に目を向け歩く。
と、視野外から葉が擦れる音がする。視線を下方に向けると、意表をついて雄のカブトムシが、なんと
ウドの葉の上に。登場する順番と場所が違うだろ
まずはカナブンが樹液に集っていてくれなきゃ
次にクワガタで最後にやっとカブトムシと相場がきまっているんだぞ!
なんて言いながら先に進むと東屋が現れる。くもの巣を払いながら小休止しようと屋根の下に入ると東屋の屋根の真下に大きな傘の茸が一本生えている。よりによって雨も当らぬ乾燥した土に何で?
周囲に蟻地獄を従え、なんとも摩訶不思議な自然のオブジェ
本当に里山は楽しいデス♪♪
でも・・・今、里山が荒れているんです。理由は人の手が入らないからなんです。里山の環境はナント人間との共生で成り立っていたんです。人も本来、自然の一部で構成員だったんだね。
里山めぐりの締めくくりは寺の前にある池の蓮。昨年は葦との勢力に押されぎみでしたが今年の花はみごとでした
正に極楽浄土を連想させる美しさがありますネ

この寺の裏山は私の子供の頃、四季を通じて遊び場にしていた実家の裏山を思い出させてくれる
空気・匂い・光・色・植生がある私にとって懐かしく心地よいお気に入りの場所です。
草いきれの参道を上がると赤松とクヌギの混生林になります。
蝉しぐれの中、ひんやりした空気を感じながら進むと、私達に追い立てられるようにキマワリ(昆虫)が
クヌギの落ち葉に覆われた地表を慌てふためき右へ左にシャカシャカ

いたるところ、ナナフシ(昆虫)が下草の枝にしがみつき細長い体を左右に振っている。風にそよぐ枝に擬態しているのだろうか・・・「かえって目立つよ!!君達☆」
稜線が近づくと腐葉土と樹液が発酵した匂いが漂ってきた。童心に返りクヌギの幹に目を向け歩く。
と、視野外から葉が擦れる音がする。視線を下方に向けると、意表をついて雄のカブトムシが、なんと



なんて言いながら先に進むと東屋が現れる。くもの巣を払いながら小休止しようと屋根の下に入ると東屋の屋根の真下に大きな傘の茸が一本生えている。よりによって雨も当らぬ乾燥した土に何で?
周囲に蟻地獄を従え、なんとも摩訶不思議な自然のオブジェ

本当に里山は楽しいデス♪♪
でも・・・今、里山が荒れているんです。理由は人の手が入らないからなんです。里山の環境はナント人間との共生で成り立っていたんです。人も本来、自然の一部で構成員だったんだね。
里山めぐりの締めくくりは寺の前にある池の蓮。昨年は葦との勢力に押されぎみでしたが今年の花はみごとでした


Posted by ビーグル at
23:31
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