2012年12月20日

里山縦走

 好天に誘われて長野県庁裏山を縦走



 長野市制100周年記念事業で
 善光寺西側の往生寺から観音山・郷路山・葛山・頼朝山・静松寺へと続く山道が
 周遊路として整備され道標などが設置されてからずいぶん歩き易くなりました。。

 この山域は子供の頃の遊び場だったので勝手知ったる自分の庭
 当時から道はついていましたが道なりに歩いた記憶はありません。。
 ですが大人になった今は素直に歩道を歩きます^_^;

 先日の降雪で梢の木の実や枯葉はきれいさっぱり地面に落ち
 山中はすっかり単調な冬枯れの風景になりました。。

 樹上から落下した五倍子(ごばいし)
 五倍子ヌルデの葉にヌルデシロアブラムシが寄生しできた虫こぶ(虫嬰)で
 タンニンを多く含むことから昔はインク・染料の製造に用いられました。。
 さらに昔はお歯黒にも使われたんだそうですっ


 桐の実も高い樹上から落ち林床の枝に引っかかっていました。。
 降雪は高い枝先に付いていた実などを落としてくれるので
 今まで近くで見れなかったものを手に取って観察できるようになります☆

 落葉でふかふかだった林床も先日の積雪で潰されて
 隠れていたジンヨウイチヤクソウの常緑の葉が顔を出しました☆




 殺風景な林内で目につくようになったサルノコシカケ科のキノコや地衣類

 森が賑わいを見せる春が早くも待ち遠しくなっちゃいました。。。  


Posted by ビーグル at 23:18Comments(0)