2012年10月21日

大沼池

 大沼池は志賀カルデラが溶岩で堰き止められてできた湖沼で
 乳白色がかった青緑色の湖水は志賀高原の宝石とも云われます。。

 この独特な湖水の色は硫酸カルシウムによるものなんだそうですっ

 湖畔に建つ「レストハウスエメラルド大沼」


 魚も棲まない強酸性の池と云われていますが
 明治末期の測定では弱アルカリ性だったのですが
 赤石沢の崩壊で酸性水が流入するようになって酸性化し
 大正末期にはpH2.8といった強酸性湖に一変したのだそうです。。

 その後徐々に酸性度が下がり現在はpH4代で安定していて
 表層でも深層でもpHの差は殆んど無いそうです(最大深度26m)
 近年以前見られなかった動植物プランクトンが確認されるようになりました。。



 大沼池は標高1694mにあり湖畔のダケカンバの紅葉はピークを過ぎ
 葉を大分落としていました。。。




 湖畔から仰ぎ見る赤石山山頂


 雲が日差しを遮ると大分肌寒く感じます。。


 午後2時近くになると気温も下がってきたので
 志賀高原の天然水が湧く清水公園に向け大沼池を後にしましたっ 



  


Posted by ビーグル at 16:24Comments(0)